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日本語でもちょっとしたスモールトークで天気の話をしますよね。

「今日はいい天気です。」
「今日は雨です。」

英会話スクールや英語本では、
このように「天気の表現」しか教えない傾向があります。

しかし、
それだけでは会話は成立しません。

よく考えてみると「天気の話」をする時は、
「天気に対する感情」を一緒に言う事がほとんどですし、
感情を入れてあげるだけで会話がドンドン弾んでいく事が多いです。

「今日は暑いからビールでも飲みたいよ」

このたった一言を言っただけで
ここから「飲みに行こうか」という話しになるかもしれません。

このセクションでは、「天気＋感情」を重点的に押さえ、
インプットした所でスピーキングの練習をする事を通して、
「天気＋感情」がスラスラ出るレベルまで練習をしていきます。

Long time no see＝久しぶり

このような表現を知っていたとしても、
久しぶりに会った時に使う他の表現を知らなかったら会話は成立しません。

多くの日本人は、いざネイティブと久しぶりに会っても、
何を言っていいのか分からなくなってしまう事が多いです。

しかし、
よく考えてみると久しぶりに会った時は決まった内容の会話しか話しません。

1.久しぶり
2.元気してた？
3.最近どうしてるの？

「この3つの基本的な質問」をお互いにしあう事を通して、
この後どんな会話をしていくのかを【お互いに探るだけ】です。

このセクションでは、3つの基本的質問で必要な表現を教え、
それを練習する事を通して「How are you?」や「This is a pen」を言う時と同じように
何も考えなくても無意識に言えるレベルまで引き上げます。

What's new?＝最近何かあった？

英会話スクールに行くと大体この質問から
レッスンが始まることが多いと思います。

Nothing

99％の日本人は何もないと、こう答えてしまいます。

「最近何かあった？」とせっかく聞かれているのに、
「ない」（Nothing）でピリオドを打ってしまうと、
ここで会話が終わってしまうだけではなく、ぶっきらぼうですよね。

このセクションでは、最近何もないときも、
最近何かした時も含め、どのように話を進めていけばいいのかをお教えします。

「週末何をした？」と聞かれると大半の日本人は、
「○○をしました。」でピリオドを打ってしまいます。

ピリオドを打たれてしまったら英会話講師ができる事は、ひとつしかありません。

「質問を連発して、むりやり会話を続ける」

これしかする事ができません。

次に書く文章を見て少し考えてみてください。（※A＝先生、B＝生徒）

A：週末何してたの？
B：家にいた。

A：家で何してたの？
B：洗濯してアメリカのテレビドラマを観た。

A：何を見たんですか？
B：フレンズ。

A：フレンズ好きですか？
B：好きです。

A：フレンズの中で誰が好きですか？
B：ジョーイ。

もしかしたらあなたは、
この会話をみて笑ってしまうかもしれません。

しかし、 多くの英会話スクールでは、
このような小学生の日記のような会話しかされていません。

ですから、
英会話スクールの先生とは何となく会話はできるけど、
そうでないネイティブと会話ができないと思っている人が多いのです。


これを解決する為に、英語での日記の書き方をお教えします。


日記が英語で書けるようになると、
そこには必要な情報と感情が書いてあります。

会話になった時に自分が書いた内容の話をするだけで、
ちゃんとした日常会話になります。

日記を書いた後に、グループワークで質問に答えていくことで、
英会話スクールだけでなく、ネイティブに「週末の話」を聞かれた時に、
小学生の日記レベルではなく必要な情報と感情が込められた自然な会話ができるようになります。

第一部から第四部までを終えた時点で、
ある程度の日常会話は話せるようになっています。

あとは、パターンを変えて繋げる練習をするだけです。


なぜ、第一部から第四部を繋げるのか？


答えはとても簡単です。


久しぶりに会った人との会話を想像してみてください。

1.久しぶり→元気してた？→最近どうしている？
2.天気の話を少ししてみて
3.最近の出来事の話、家族の最近の出来事、共通の友達の最近の出来事の話をして
4.思い出話（過去形なので、週末の出来事の話ができれば話せます）


こんな感じで話をすると思いませんか？

セミナーで習った内容を最後に繋げる事によって、
スモールトークだと思って練習していた会話が、
知らない間に1時間から2時間の会話に激変してしまいます。